『盲ろう児者の医療と福祉』 オンライン講習会のご案内が届きましたので、以下、ご案内いたします。
◆主催:全国盲ろう者協会 日本財団 国立病院機構東京医療センター
◆日時:令和3年3月14日(日)10:00~12:00(予定)
◆実施方法:Zoomによるご参加
◆当日プログラム(予定)
①盲ろう医療の現状、診療マニュアル、医療サポートポータルサイトのご紹介
(国立病院機構東京医療センター 聴覚・平衡覚研究部部長 松永達雄)
②盲ろう児者の福祉的支援の現状と課題 ※事前収録映像になります
(東京盲ろう者友の会事務局長・東京都盲ろう者支援センター長 前田晃秀)
③盲ろう教育の現状と課題
(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所・インクルーシブ教育システム推進センター長 星祐子)
④ 医療機関と教育機関の連携による小児のロービジョンケア
(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター感覚器・形態外科部眼科医長 仁科幸子)
⑤聴覚障がい児の発見から療育・教育へ ―日本聾話学校の取り組み―
(ライシャワ ・クレーマ学園園長 佐々木勝)
⑥ コロナ禍の中での盲ろうの子供達と家族の様子
(盲ろうの子とその家族の会ふうわ事務局長 森貞子)
⑦質疑応答ほか
◆申込方法
参加ご希望の方は、2月26日(金)までに、下記のお申込みフォームか、申込先メールアドレスに必要事項を記載の上、お申し込みください。出席される方には、後日ご案内メールを送付します。
【お申込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/1DqEm5Zc0ocU7SyRLGGXwHm_fSObIuJ0a6Rfazy0oNB4/edit?usp=sharing
【申込先メールアドレス】 deafblind@kankakuki.go.jp
※メールに以下の内容を添えてご返信ください。
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●ご施設名
●ご参加者様のお名前 ※複数人の場合はすべてお知らせください。
●ご参加者様のメールアドレス(必須)※複数人の場合はすべてお知らせください。
●当日質問したいこと
●当ポータルサイトの改善点やご要望等がございましたら、今後の参考のためにお聞かせください。 当日お話いただいても結構です。
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なお、お申込みが多数の場合は先着順とさせていただきますこと、手話通訳、要約筆記は用意していないこと、あらかじめご了承ください。
2021年を迎えました。
今年が皆様にとって、穏やかなより良い年となりますよう心から願っております。
直接、お目にかかることが難しい状況ですが、できる方法で、皆様に少しでも役に立つような情報をお届けしたいと思っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
全国盲ろう教育研究会運営委員会
盲ろう教育公開講座(令和3月1月16日、1月23日)を国立特別支援教育総合研究所と共催で、以下のとおりオンライン(Zoomの使用)にて開催いたします。
第1回:1月16日(土)10:00~11:30
「先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する医療支援」
国立病院機構東京医療センター 松永達雄氏
第2回:1月23日(土)13:00~15:00
「ICT機器の活用可能性と就労 ー盲ろう当事者の立場からー」
筑波技術大学事務補佐員 森敦史氏
内容の詳細とお申し込みについては、当研究会HPをご覧ください。
2020年8月2日(日)に、オンライン配信による研究会を開催しました。
各地から、学校教員、保護者、大学教員、障害者支援施設職員、盲ろう者友の会など様々な立場の46名の方に御参加いただきました。御参加いただいたみなさま、ありがとうございました。今後の開催の参考にしたいと思いますので、お気づきの点など、お知らせいただければ幸いです。
本年度の盲ろう教育研究会研究協議会は、コロナ禍の影響により、参加者が一堂に介しての実施を取りやめ、テレワークなどで広く普及しているテレビ会議での実施を企画しております。
つきましては、参加者の皆様がオンライン配信による研究会にご参加いただくために、以下のことを事前にご準備いただくようお願いいたします。
1.開催日時
2020年(令和2年)8月2日(日)10:00~12:00
2.配信の内容について
・研究会会長挨拶
・盲ろうのお子さんに関わるときに大切にしたいこと
・HPの教材教具のコンテンツの紹介
・家庭での過ごし方のヒント
*質疑応答の時間も設定します。
3.会議に参加するために必要な機材について
パソコン(ウインドウズやマックのいずれも可、インターネットに接続しているもの) カメラ・マイク
*既にお使いのパソコンにカメラやマイクがついている場合はそのままご使用できます。カメラやマイクがない場合には、質疑応答などの双方向でのやり取りができませんので、別途購入が必要となります。
*iPadやiPhone、アンドロイド系スマートホンでも参加できます。
4.テレビ会議に必要なソフトについて
今回のオンライン配信には、Zoomというソフトを使用します。別紙にソフトのダウンロードサイトなどを紹介しておりますので、そちらをご参照の上、開催当日までにお使いのパソコンや携帯端末などにインストールして下さい。なお、参加者の皆様がソフトのライセンスを購入する必要はありません。無料版をインストールしていただければ大丈夫です。
インストールやサインアップの仕方(参加するだけであればサインアップは不要です)、基本的な使用方法などを分かりやすく解説しているYouTubeの動画を以下に紹介しますので、こちらもご参照下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=C2qzzdPQM08
https://www.youtube.com/watch?v=3hLQdJm3NA8
5.当日の参加の仕方について
開催日の3日程前に、Zoom会議の招待状を参加者の皆様のメールアドレスにお送りします。招待状で会議に直接入ることのできるURLやID・パスワードなどをお知らせしますので、その情報を基にご参加下さい。
【参加の申込みについて】 ①全国盲ろう教育研究会事務局のアドレス(mouroujimukyoku@gmail.com)にメールにて、参加申込みをしてください。 なお、件名を「オンライン申込 お名前( )」とし、本文中に、以下を記載ください。 ・参加者氏名 ・Zoom会議の招待状を受け取るためのアドレス ・情報保障(字幕翻訳)必要の有無 ②参加申込みの締め切り:7月24日(金) ③Zoom会議に不安をお持ちの方を対象に、事前に接続テストや簡単な操作方法などの確認のための機会を設けたいと思っています。ご希望の方は、その旨を記載ください。 |
6.その他
・オンライン配信に要する通信料等は、各自の負担となりますので、ご了解ください。
・参加費は無料です。
不明な点などございましたら、事務局(e-mail:mouroujimukyoku@gmail.com)までご連絡ください。
今年のゴールデンウイークは、自粛の中で、家の中で過ごすことが多いのではないでしょうか。
年度末からいつも通っている学校等に行けない状況が続いているお子さんも多いことと思います。視覚からも聴覚からもなかなか情報が入らない盲ろうの子どもたち、いつもと違う生活を疑問に感じたり、不安に思ったりしているのではないでしょうか。
また、周囲のご家族や先生方はどのように理解させるのか、日々悩まれていることと思います。そして、膨大な時間をどう過ごすのか、お子さんにとってもご家族にとっても悩むことが多いのではないかと思っております。
そこで、家の中でこんなことができるかも、こんな遊びはどうかな、ちょっとした工夫で楽しく過ごせるのでは、といった情報を提供したいと思います。
この内容については、皆様からさまざまなアイデア等をいただきながら、更新していきたいと思っております。是非とも、情報をお寄せください。
大変な日々が続きますが、みんなで情報を交換しながら、時には愚痴も言いながら、乗り切っていきましょう!
椿 冬華さんという弱視ろうの方がご自身のことを書かれた「最初に夜を手ばなした」が発刊されましたので、ご紹介します。
「わたしは生まれつき耳が聞こえないことに加え、次第に見えなくなっていく目の病気のひとつである「網膜色素変性症」(アッシャー症候群)を患っています。
そのことにより夜も昼もテレビも本も手放してきました。
(中略)
こんなふうにいろいろ手放してはいても、わたしはやりたいことをやるためにあれこれ試行錯誤をしています。てくのろじーのおかげでできることも増えました。」
【以上、あとがきより】
椿 冬華 著「最初に夜を手ばなした」マガジンハウス
盲ろうの大学生、田畑さんがデザイナーとして携わった企画が幼児向け雑誌(小学館「幼稚園」)の3月号付録「たっちまっち」になりました。遊べる楽しい触覚カードです。同じ模様のカードを、指の感触で探し当てたり、トランプのばば抜きのように遊ぶといった遊び方ができます。視覚に頼らずに、触覚を活かして遊ぶことができます。とても素敵なデザインのカードです。詳しくは、以下をご覧ください。
> https://www.shogakukan.co.jp/magazines/series/004000
こうした活躍、とても嬉しく誇らしく思います。
今年度の第17回研究協議会において、実践報告のありました「徳島盲ろう者友の会ふうわ部」の取組が、令和元年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受けることが決定しました。被表彰対象は64件(個人12件、団体52件)、表彰式は12月3日(火)に文部科学省で行われます。
おめでとうございます!
先天性の盲ろう児者を対象とした地道な活動が評価されたこと、とても嬉しく思います。
厚生労働省 難治性疾患政策研究事業「先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する一体的診療体制に関する研究」の一環として、以下の通り、市民公開講座が開催されます。
日時:令和元年11月9日(土)午前10時開場 午前10時半開始 午後1時終了
会場:大阪市立中央会館ホール(大阪市中央区島之内2-12-31)
◀会場アクセス:地下鉄堺筋線・鶴見緑地線「長堀橋駅」から400m/地下駐車場あり(有料)
参加費:無料
●事前予約は必要ありません。
プログラム
第一部
●10:40~11:00
挨拶 国立病院機構東京医療センター 聴覚・平衡覚研究部 部長 松永 達雄
●10:30~10:40
大阪母子医療センター 眼科 診療主任 遠藤 高生
小児の視覚発達と視力障害
●11:00~11:20
大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 助教 太田 有美
難聴児の診断・治療・療育─新生児聴覚スクリーニングから人工内耳まで─
●11:20~11:40
大阪市立大学大学院医学研究科 視覚病態学 教授 本田 茂
わが国における視覚障害の原因疾患
第二部
●11:55~12:15
慶応義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授 小川 郁
高齢者の難聴と認知症
●12:15~12:35
国立病院機構東京医療センター 聴覚障害研究室 室長 和佐野 浩一郎
盲ろう者に対する医療の充実を目指した取り組みについて
●12:35~12:55
NPO法人 大阪盲ろう者友の会 代表理事 矢倉 紀
盲ろう者の仲間になって(見えにくい 聞こえにくい私)