7月30日・31日に全国盲ろう教育研究会大9回研究協議会を開催いたしました。大震災の爪痕がまだまだ残り、原発の影響が現在進行形という中での開催でしたが、全国から80名ほどの方が集い、実践報告、特別報告等に熱心に耳を傾け、グループ別ディスカッションや懇親会では時間を惜しんで語り合いました。
先天性盲ろうとして初めて大学進学を果たした森君の合格までの取り組みと現在の大学生活の様子についての報告、そして障害者の権利に関する条約と日本のインクルーシブ教育について中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援のあり方に関する特別委員会委員の太田氏、中澤氏からわかりやすく報告いただきました。そして、「大震災の中で」と題して、社会福祉法人全国盲ろう者協会の橋間氏、横浜市地域作業所わくわくわーく職員の橋本氏からそれぞれ具体的な対応と今後の課題をだしていただきました。
ご参加いただいた皆さま、有難うございました。そして、ボランティアとして参加いただいた皆さま、お世話になりました、有難うございました。