椿 冬華さんという弱視ろうの方がご自身のことを書かれた「最初に夜を手ばなした」が発刊されましたので、ご紹介します。
「わたしは生まれつき耳が聞こえないことに加え、次第に見えなくなっていく目の病気のひとつである「網膜色素変性症」(アッシャー症候群)を患っています。
そのことにより夜も昼もテレビも本も手放してきました。
(中略)
こんなふうにいろいろ手放してはいても、わたしはやりたいことをやるためにあれこれ試行錯誤をしています。てくのろじーのおかげでできることも増えました。」
【以上、あとがきより】
椿 冬華 著「最初に夜を手ばなした」マガジンハウス