銀座の画廊で素敵な展覧会が開かれていました。ひとつのコーナーは、「点は語る」と題しての「触って楽しむ」コーナー、担当されたのは、今年度の研究協議会での実践報告予定者の石田良子さんです。
展示の内容を少しご紹介します。迷路、点の世界からうまく抜け出せることができるか・・・、ジグソーパズルを並べる手がかりになるのは、絵ではなく、凸の線、星座もありました。ビー玉が並べられていました。発泡スチロールの星座も・・・。とても豊かで斬新な発想に驚いたり、感激したりしました。
8月の研究協議会での実践報告では、この素敵な実践もご紹介頂けることと思います。皆様、どうぞお楽しみに!
以下、視覚障害メーリングリストからの引用です。
財団法人日本障害者リハビリテーション協会主催による、第1回盲ろう者向けパソコンボランティア指導者養成研修の参加者募集を開始致しました。
開催日 6月30日(土)~7月1日(日)
場所 冨山サンライズ
詳細は、http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/ をご覧下さい。
内容は、盲ろう者向けインターフェイスの概説から、アルティアの開発、ブレイルセンス(情報機器)、KGS社製点字ディスプレイ(情報機器)について等、様々な内容になっております。
お問い合わせ先
財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
〒162-0052
東京都新宿区戸山1-22-1
アドレス http://www.jsrpd.jp/
TEL 03-5273-0796
FAX 03-5273-0615
新学期が始まって、早くも汗ばむ季節となりました。
今年度も盲ろう教育に携わる方々や関心をお持ちの方々が、立ち寄ってよかったなと思っていただけるようなホームページ、活力が湧いてくるような情報をお届けできるよう、頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
8月9(木)・10(金)日には、久里浜にある国立特別支援教育総合研究所において、研究協議会を開催いたします。多くの皆様の参加をお待ちしております。
1月27日(土)と28日(日)、表記研修会が東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。主催者は全国盲ろう者協会です。
28日の午前にパネルディスカッションがありました。テーマは「これからの盲ろう者福祉の夢を語ろう!」で、以下4名のパネリストが参加しました。
1 盲ろう当事者組織である「全国盲ろう者団体連絡協議会」の事務局長、高橋信行氏。
2 盲ろうの子とその家族の会である「ふうわ」の会長、森貞子氏。
3 本研究会の会長、中澤恵江。
4 盲ろう者の福祉を推進する「全国盲ろう者協会」の職員である、村岡美和氏。
司会は、東京盲ろう者友の会の副理事長、田幸勇二氏でした。
各パネリストは、それぞれの組織の設立目的、活動、課題、そして夢について報告しました。
盲ろうの聴衆に伝わるよう、ゆっくりとしたペースで話すため、夢についての話し合うまではいきませんでしたが、全国の友の会のリーダーの前で、この4つの組織の目的と内容が、一度に伝わったことにとても大きな意義があったと思いました。
日本における、盲ろうに関わる全国的な組織はこの4つです。盲ろう教育と福祉にかかわる重大な課題については、4組織が力を合わせていくことが肝要です。その第一歩を踏み出すための重要なセッションだったと思います。
来年度の全国盲ろう教育研究会定期総会・研究協議会は、8月9(木)・10(金)日、国立特殊教育総合研究所にて開催いたします。以下のようなプログラムを予定しています。
◆講演
「おとなになった先天性風疹症候群の子どもたち ー1960年代に風疹の大流行のあったアメリカの経験と智恵から学ぶー 」
ナンシー・オドネルさん(ヘレンケラーナショナルセンター情報担当)
◆実践報告
「埼玉の取り組みから ー学校・サポーター・ヘリコプターの会ー」(仮題)
◆ポスター発表
◆分科会
皆様の多数の参加をお待ちしています。