新学期が始まって、早くも汗ばむ季節となりました。
今年度も盲ろう教育に携わる方々や関心をお持ちの方々が、立ち寄ってよかったなと思っていただけるようなホームページ、活力が湧いてくるような情報をお届けできるよう、頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
8月9(木)・10(金)日には、久里浜にある国立特別支援教育総合研究所において、研究協議会を開催いたします。多くの皆様の参加をお待ちしております。
1月27日(土)と28日(日)、表記研修会が東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。主催者は全国盲ろう者協会です。
28日の午前にパネルディスカッションがありました。テーマは「これからの盲ろう者福祉の夢を語ろう!」で、以下4名のパネリストが参加しました。
1 盲ろう当事者組織である「全国盲ろう者団体連絡協議会」の事務局長、高橋信行氏。
2 盲ろうの子とその家族の会である「ふうわ」の会長、森貞子氏。
3 本研究会の会長、中澤恵江。
4 盲ろう者の福祉を推進する「全国盲ろう者協会」の職員である、村岡美和氏。
司会は、東京盲ろう者友の会の副理事長、田幸勇二氏でした。
各パネリストは、それぞれの組織の設立目的、活動、課題、そして夢について報告しました。
盲ろうの聴衆に伝わるよう、ゆっくりとしたペースで話すため、夢についての話し合うまではいきませんでしたが、全国の友の会のリーダーの前で、この4つの組織の目的と内容が、一度に伝わったことにとても大きな意義があったと思いました。
日本における、盲ろうに関わる全国的な組織はこの4つです。盲ろう教育と福祉にかかわる重大な課題については、4組織が力を合わせていくことが肝要です。その第一歩を踏み出すための重要なセッションだったと思います。
来年度の全国盲ろう教育研究会定期総会・研究協議会は、8月9(木)・10(金)日、国立特殊教育総合研究所にて開催いたします。以下のようなプログラムを予定しています。
◆講演
「おとなになった先天性風疹症候群の子どもたち ー1960年代に風疹の大流行のあったアメリカの経験と智恵から学ぶー 」
ナンシー・オドネルさん(ヘレンケラーナショナルセンター情報担当)
◆実践報告
「埼玉の取り組みから ー学校・サポーター・ヘリコプターの会ー」(仮題)
◆ポスター発表
◆分科会
皆様の多数の参加をお待ちしています。