盲ろう教育公開講座(令和3月1月16日、1月23日)を国立特別支援教育総合研究所と共催で、以下のとおりオンライン(Zoomの使用)にて開催いたします。
第1回:1月16日(土)10:00~11:30
「先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する医療支援」
国立病院機構東京医療センター 松永達雄氏
第2回:1月23日(土)13:00~15:00
「ICT機器の活用可能性と就労 ー盲ろう当事者の立場からー」
筑波技術大学事務補佐員 森敦史氏
内容の詳細とお申し込みについては、当研究会HPをご覧ください。
2020年8月2日(日)に、オンライン配信による研究会を開催しました。
各地から、学校教員、保護者、大学教員、障害者支援施設職員、盲ろう者友の会など様々な立場の46名の方に御参加いただきました。御参加いただいたみなさま、ありがとうございました。今後の開催の参考にしたいと思いますので、お気づきの点など、お知らせいただければ幸いです。
本年度の盲ろう教育研究会研究協議会は、コロナ禍の影響により、参加者が一堂に介しての実施を取りやめ、テレワークなどで広く普及しているテレビ会議での実施を企画しております。
つきましては、参加者の皆様がオンライン配信による研究会にご参加いただくために、以下のことを事前にご準備いただくようお願いいたします。
1.開催日時
2020年(令和2年)8月2日(日)10:00~12:00
2.配信の内容について
・研究会会長挨拶
・盲ろうのお子さんに関わるときに大切にしたいこと
・HPの教材教具のコンテンツの紹介
・家庭での過ごし方のヒント
*質疑応答の時間も設定します。
3.会議に参加するために必要な機材について
パソコン(ウインドウズやマックのいずれも可、インターネットに接続しているもの) カメラ・マイク
*既にお使いのパソコンにカメラやマイクがついている場合はそのままご使用できます。カメラやマイクがない場合には、質疑応答などの双方向でのやり取りができませんので、別途購入が必要となります。
*iPadやiPhone、アンドロイド系スマートホンでも参加できます。
4.テレビ会議に必要なソフトについて
今回のオンライン配信には、Zoomというソフトを使用します。別紙にソフトのダウンロードサイトなどを紹介しておりますので、そちらをご参照の上、開催当日までにお使いのパソコンや携帯端末などにインストールして下さい。なお、参加者の皆様がソフトのライセンスを購入する必要はありません。無料版をインストールしていただければ大丈夫です。
インストールやサインアップの仕方(参加するだけであればサインアップは不要です)、基本的な使用方法などを分かりやすく解説しているYouTubeの動画を以下に紹介しますので、こちらもご参照下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=C2qzzdPQM08
https://www.youtube.com/watch?v=3hLQdJm3NA8
5.当日の参加の仕方について
開催日の3日程前に、Zoom会議の招待状を参加者の皆様のメールアドレスにお送りします。招待状で会議に直接入ることのできるURLやID・パスワードなどをお知らせしますので、その情報を基にご参加下さい。
【参加の申込みについて】 ①全国盲ろう教育研究会事務局のアドレス(mouroujimukyoku@gmail.com)にメールにて、参加申込みをしてください。 なお、件名を「オンライン申込 お名前( )」とし、本文中に、以下を記載ください。 ・参加者氏名 ・Zoom会議の招待状を受け取るためのアドレス ・情報保障(字幕翻訳)必要の有無 ②参加申込みの締め切り:7月24日(金) ③Zoom会議に不安をお持ちの方を対象に、事前に接続テストや簡単な操作方法などの確認のための機会を設けたいと思っています。ご希望の方は、その旨を記載ください。 |
6.その他
・オンライン配信に要する通信料等は、各自の負担となりますので、ご了解ください。
・参加費は無料です。
不明な点などございましたら、事務局(e-mail:mouroujimukyoku@gmail.com)までご連絡ください。
今年のゴールデンウイークは、自粛の中で、家の中で過ごすことが多いのではないでしょうか。
年度末からいつも通っている学校等に行けない状況が続いているお子さんも多いことと思います。視覚からも聴覚からもなかなか情報が入らない盲ろうの子どもたち、いつもと違う生活を疑問に感じたり、不安に思ったりしているのではないでしょうか。
また、周囲のご家族や先生方はどのように理解させるのか、日々悩まれていることと思います。そして、膨大な時間をどう過ごすのか、お子さんにとってもご家族にとっても悩むことが多いのではないかと思っております。
そこで、家の中でこんなことができるかも、こんな遊びはどうかな、ちょっとした工夫で楽しく過ごせるのでは、といった情報を提供したいと思います。
この内容については、皆様からさまざまなアイデア等をいただきながら、更新していきたいと思っております。是非とも、情報をお寄せください。
大変な日々が続きますが、みんなで情報を交換しながら、時には愚痴も言いながら、乗り切っていきましょう!
椿 冬華さんという弱視ろうの方がご自身のことを書かれた「最初に夜を手ばなした」が発刊されましたので、ご紹介します。
「わたしは生まれつき耳が聞こえないことに加え、次第に見えなくなっていく目の病気のひとつである「網膜色素変性症」(アッシャー症候群)を患っています。
そのことにより夜も昼もテレビも本も手放してきました。
(中略)
こんなふうにいろいろ手放してはいても、わたしはやりたいことをやるためにあれこれ試行錯誤をしています。てくのろじーのおかげでできることも増えました。」
【以上、あとがきより】
椿 冬華 著「最初に夜を手ばなした」マガジンハウス